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旭洋酒 ソレイユ 千野甲州 2021
小川孝郎・崇 両氏が標高600m弱の南向き粘土質斜面で育てる甲州種。肥料を抑え、草の力によって有機的な土壌をつくる不耕起草生栽培と一文字短梢剪定を組み合わせ、減農薬で栽培されます。充実した果実を生むこの一級畑のブドウのみを選果しながら丁寧に収穫、ポールバンチプレスの後フレンチオーク樽で醗酵させています。樽熟6ヶ月 新樽率50%
カリン、洋ナシ、レモングラス、コリアンダーシードなど、多様なニュアンスを含む穏やかな香。アタックはゆるやかで、小ぶりの蜜柑のような果実味が柑橘の皮の仄かな苦みを伴って膨らみ、シロップや蜜柑の花のような甘やかな香が心地よく余韻します。ガス、酸とも落ち着いており、例年より新樽率が高いものの液体によく馴染んでいます。全体としてまとまりが良く尖ったところがありませんが、ベースとなる酸はしっかりと備わっているので今後のゆるやかな熟成が期待できます。
鮭のムニエル、チキンソテーや炒り鶏、油淋鶏などの鶏肉料理、グラタンやクリームコロッケ、キノコリゾット等。
飲用適温12℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。
(ワイナリーコメントより引用)